今年もやってきました「グッと大賞」。
人手不足と言いながらこんなにスタッフいるじゃーん!とのツッコミがありそうですが、今回は今年お手伝いして頂いた方々にも参加してもらってます。
こんなに在籍していても安定して働けるのは私とイタリア一つ星レストラン帰り風の男のみ。
野球で言えば「先発と抑えはいるが中継ぎ全員が一人しか投げられない」、サッカーで言えば「ストライカーとキーパーはいるが他9人は5分で息切れる」みたいな感じ?
だけどもちろん皆んなお店に来たら自分の仕事をしっかりやってくれます。ありがとう、いつもありがとう。
お客さんからお金を頂き、一から仕込んで作った料理を提供すると言う、かなりシビアな仕事で大変だけど理不尽な事だけは絶対に言わないから、許してね(笑)。
自分もお店を譲られる前のバイト時代、音楽の方が忙しく社長が休む週一回だけ店に入ると言うのを二年間程続けていた時期があるんで、皆さんの夢事情は受け止めます。
これは全てのフリーな自由人に言える事ですが、自分の夢と自分が働く職場でちゃんと自分を切り替えられる人、これ大切。一人間としても、とても大切。これできない人は真の自由人にはなれないし、居なくなります。ここら辺を世界全ての自称自由人に感じて欲しいなぁ。そしたら世界はもっと面白くなるよ。
飲食店の仕事って多岐に渡るけど、人生の無駄になる事は無い。これだけは確実。
これからもよろしくお願いします。

お客様へ。
今年は限定メニューやらお休みやら多くてご迷惑をおかけしました。
不安定な状況は今後も続くかもしれませんが、店が開いている時はスタッフ一同全力でやっておりますので、どうか見捨てないでください。
2023年もよろしくお願い致します!

オリエントスタッフが選んだ第36回今年のグッと大賞!

(入店順、自分の立ち位置、性別)

1、音楽人(男性)


なんつうか人生変えるくらいグッときた事、無かった一年。
なので今年は「強いて言えばでセレクション」です〜。
次点ばかりなので多いです(笑)。

● 米ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」(The Bear )
シカゴを舞台としたレストランドラマ。
邦題がアホかと言うほどダサ過ぎてイメージ付きにくいが、とても良く出来たレストラン映画。
料理を考え、仕込み、提供する事で生きている自分に、とても身に染みた作品。
「あーわかるわ〜、だよね〜。」の連続。
いや自分的にですが(笑)。

● The Beatles「Get Back」
「やっぱ死ぬ程仲は悪くは無かったんだ〜」的な安心感ありつつ、メンバー個々のイメージは変わらず。
ま、これぞ「バンド」でしょう。
でもそれでいいんです。
いい音さえ出せれば。
関係ないがリマスター、リミックスとか、やんなくていいから。
結果、オリジナルが一番。

●The Apples in Stereo「The Discovery of a World Inside the Moone』
こないだ二日間人手不足で店が開けられなく、仕方ないのでやってみた年末テイクアウト用お肉前菜四種の仕込み時に「さて自分を上げるために何を聴こうか」と探しているうちに辿り着いた一枚。
久々に聴いてやっぱ名盤だな、Cornershopと同じラインで好きだな〜、と痛切に感じた。
このなめきった外し具合、眩いサイケ感と目眩くポップ感、ボーカルとギターのテクスチャー、考え尽くされたアレンジとスタジオワーク。
一曲目から上がりまくり、結局丸二日間朝から夕方までこれを爆音で聴きながら、なぜオレはこれが好きか?と検証しながら仕込んでおりました。
自分ベストアルバム30入りするアルバム。

●堀江敏幸
静寂のシチュエーションと長いセンテンス。
好きな本は何度も何度も読むのだが、久々にこの作家の小説を読んで全て揃えたくなり、エッセイ含め大人買いで今年10冊追加。
どれも良いがその中でも「雪沼とその周辺」、「河岸忘日抄」の具合が自分にビシッとハマる。

●経済と資本主義と戦争
今まで自分が弱かったジャンルの経済、そのシステムと相性が良いとされている資本主義、自分の誕生日から始まった戦争。
これらに関する事を今年は特に深く追求し考えてみた。
答えはもちろん出るわけないけれど、それが風の中にあるとも思ってないけど、どうせ死ぬまでにも解決もしないんだろうけど、仕方ない、我々は結局歴史の一コマでしかないのだから。
とは言え「諦める事、考えない事、が一番の悪」だとずっと思ってきた想いは、ずっと変わりません。

●最後に個人的な事ですが、毎年己に課している課題が今年も「まぁまぁまだいけるな、全てを捨てて猛練習さえすれば」と感じた事。

以上。

来年はやっちゃうよ!

2、歌い手、音楽人 (女性)


今年の、なんと言っても大きな出来事って言ったら、声帯ポリープ手術!!
GOODかBADかって聞かれたらGOODなことでは無いし手術の事で超〜悩まされたけれど、これから出す歌声が前よりBETTERなのであればそれが一番GOODな事じゃないか!
” Wouldn’t It Be Nice “♬

以上です、Thank You✌️

3、服を作ってはメルカリで売りまくる主婦(女性)


アイドルの沼に落ちました。
想定外でした、、
推しのある生活始めました!

その笑顔を見るとグッとくる♪

4、業界人(女性)


『会社の○○先輩に以前紹介してもらっていたお店に食べに行った時、
一応、筋として「今日あの店行かせて頂きます」と、直前に○○先輩に ひと言 伝えてから行った。
食事を終えてお会計の際、お店の方が
「お代は○○さんから頂いております」と言われ。
直前に連絡したにも関わらず、○○先輩の、その粋な行動にカッコよさと尊敬が改たに増した。』

5、野球人(男性)


夏の甲子園、仙台育英須江監督の優勝インタビューにグッときました。
「青春は密です」だけじゃなく、高校生と密に接してきた人ならではの全体的に素晴らしいスピーチでした。

6、人生修行手前(男性)

グッときた言葉は「青春って密なので」です。

7、カメラマンと社会人の修行中(男性)

僕がカメラマンになり初めて、自分の写真が商品になりました。

8、芝居人(女性)

「東京は24時」
作品が好きで舞台公演を観ていた劇団が、年末に地上波で、カットCM無しの生放送ドラマを放映…!!
メインは名だたる女優・俳優さんでしたが、脇を固めるのはお馴染みの劇団員の皆さま!
そこかしこに仕掛けられた笑いの時限爆弾を華麗に回収しながら、「TV放送」という設定・装置・セットの使い方もお見事…!
まさにショウ・マスト・ゴー・オン!
地上波規模になっても、笑いのクオリティーはそのままで、深夜に家で大笑いしてしまいました(ご近所さんすみませんでした…)
見逃し配信でまだ観られると思います!
皆さま是非TVerで「第一夜 シンガロング」ご覧ください!

9、流しのそうめん士(男性)

今年も映画館で映画を2・30本観ました。
直近で観たのが、「土を喰らう十二ヶ月」という作品。主演:沢田研二。
ジュリーファンのお姉様方で満員の映画館で観ました。
茹でた筍に齧りつく松たか子がエロかったです。
グッときました。

10、噺す事(女性)

入浴施設での出来事。
ジャグジー湯船で呆けていたら、チラリと目に入ったのはツルツルの局部。
最近流行りの局部脱毛!どんな人がと思って顔を見たらマツエクバサバサ。
減らすことにも増やすことにもお金をかける…、意識の高さに脱帽しました。

11、家出して上京、今は主婦(女性)

一個だけ買ったチョコボールで銀のエンゼルが出たことです!